第一回-04 コンソールへの表示の練習


コンソールへの文字列の表示

前ページで学んだように、画面に文字を表示するプログラムは下記のようになっている。
「return 0;」は省略できるので、Visual Studio 2019 のひな型では記述されていない。

#include <iostream>

int main()
{
    std::cout << "はじめてのコンソールアプリケーション\n";

    return 0;
}


ここで、 は std::cout を使うために必要な宣言であり、コンソールへの表示は が本質である、ことがわかるだろう。
命令の行末に必ず「;」(セミコロン) がつくことにも注意して欲しい。

この本質部のみ、いくつか例を示しておこう。

[練習1] 画面への表示は、いくつかに分けて書くことができる

下の例では文字列を2つに分けているが、それぞれの文字列を 「"" (ダブルクオーテーション)」で括っていることに注意。


    std::cout << "はじめての" << "コンソールアプリケーション\n";


[練習2] もちろん3つにも分けられる


    std::cout << "はじめての" << "コンソール" << "アプリケーション\n";


[練習3] 改行文字 (\n) だけ別にすることもできる


    std::cout << "はじめての" << "コンソール" << "アプリケーション" << "\n";


[練習4] 改行文字 (\n) を書かないと何が起こる?


    std::cout << "はじめての" << "コンソール" << "アプリケーション";


[練習5] 改行は std::endl でも行える


    std::cout << "はじめての" << "コンソール" << "アプリケーション" << std::endl;





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