第四回課題

• 名前と学籍番号を忘れない。
  
  
• プリンタでの印刷可
  
  
• ソースコードはまるごと載せるのではなく、変更した点など必要なところのみを記述。
  
  
• 可読性を高めるため、「なぜこのような記述をしたのか」などのコメントを必ず加えること。(ソースの添付のみは不可)

１．配列の動的確保

• コンソール (黒い画面) より配列のサイズを取得
• 取得したサイズにもとづき配列を確保
• 配列の各要素 (double 型とする) もコンソールから取得
• 各要素の取得後、配列の全要素の平均値を計算し、コンソールに出力
• 平均値の計算は (C 言語的な) 関数を利用する (関数を用いなかった場合は若干点数を下げる予定)

配列のサイズ？5
0番目の要素？1.2
1番目の要素？3.5
2番目の要素？0.1
3番目の要素？0.8
4番目の要素？-1.5
平均は0.82です。

２．queue について

#include <iostream>
using namespace std;

// この位置に (1) で編集した array クラスの宣言および定義を挿入する

class queue{

    array p;
    int tos;
    int tos2;
    int size;	

  public:
    queue();       // デフォルトコンストラクタ
    queue(int n);  // 配列のサイズを指定するコンストラクタ

    void push(char ch); // queue に文字をプッシュ
    char pop();         // queue から文字をポップ
};

// デフォルトコンストラクタ
queue::queue():p(){

//  ここは自分で記述

}       

// 配列のサイズを指定するコンストラクタ
queue::queue(int n):p(n){

//  ここは自分で記述

}

// queue に文字をプッシュ
void queue::push(char ch){

//  ここは自分で記述

}

// queue から文字をポップ
char queue::pop(){

//  ここは自分で記述

}

…
queue::queue():p(){
…
queue::queue(int n):p(n){
…

• (1) 第四回-04で用いた array クラスは、int 型のデータを格納するものであった。
  ここでは、char 型を格納したいので、このままの array クラスでは問題がある。
  array クラスを、char 型を格納出来るように変更せよ。提出の際は変更点を赤い○で囲むこと。
  なお、array クラスの cout 文は不要だったら削除して構わない。(もともと cout 文は動作確認用に追加しただけなので)
  
  この問題を解くには、以下のような手順に従うと良い。
  まず、BCC Developer のプロジェクトに一つ cpp ファイルを作成し、そこに array クラスの宣言と定義を張り付ける。main 関数は必要ない。
  そして必要な変更を施し、変更が終わったと思ったら、「プロジェクト→コンパイル」を実行する。(メイクや再構築ではなく)
  エラーが出なくなるまで変更を施せばこの (1) は完了である。完成したソースを queue クラスの先頭に貼り付けて次に進む。
  
  
• (2) queue クラス定義部を埋めて queue クラスを完成させよ。同時に、queue クラスを利用する利用部 (main 関数) も書いて動作を確認せよ。
  main 関数は stack の利用例が参考になるだろう。
  なお、queue クラスは以下の機能を持つように記述すること。
  
  
  • tos2 が tos を超えないようなチェック機構
  • tos が size 以上にならないようなチェック機構
  
  
• (3) 最初に「配列 は queue クラスに向いていない」と書いたが、それは何故だと思うか。記述せよ。
  
  
• (4) (3) の問題点を暫定的に解決するには、p[size+i] (i=0,1,2) が p[i] を指すようにすれば良い。その変更を施してみよ。(配列を循環させる)
  なお、普通にこの変更を施すと queue が空の状態と一杯の状態を区別できなくなる。その解決がやや難しいかもしれない。
  
  結局、この変更を施してもこの queue は size より多くのデータを格納できないので、本質的な解決にはならない。
  実際には queue はリスト構造を用いて実装するのが望ましく、今後学ぶことになるだろう。

３．