今回のコメント

このページでは、前回から今回にかけて私が学生と接するなかで「これは全員に伝えなければいけないな」と感じたことを紹介する。

誤解して欲しくないのは、これは学生の間違いを「さらしている」のではない、ということである。
「全員に伝える」ということをしないと、今後同じ間違いをする学生が後を立たず、 私が何度も同じことを伝えることになりかねない。
全員に伝えることでそのような無駄を避けることができる、というわけである。


言葉を正しく使おう~「人物認識」

皆さんに体験してもらっているのは人物認識なのだが、これを人物認証と言っている学生がいた。
認識と認証は全く別の概念なので、区別して用いねばならない。

『「認」の次が被っていて似ているじゃないか』と言うかも知れないが、英語で書けば であり、全く別の語である。

解説すれば、 認証については、1年生の情報処理入門の情報倫理で学んでいるので、「知らなかった」とは言えないはずである。



このように、言葉はその意味を正しく理解して使って欲しい。
それができないと卒業論文は書けないと思って良い。



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