第六回課題
第六回-02 配列の実用例に引き続く形で、以下の問いに答えよ
- [課題 1]
linenum 個の要素を持つ配列 arr[i] にはデータが格納されている。データの平均を求めてコンソールに表示するプログラムを作成せよ。
- [課題 2]
linenum 個の要素を持つ配列 arr[i] にはデータが格納されている。データの分散を求めてコンソールに表示するプログラムを作成せよ。
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データの和を計算する考え方は、Visual Basic の For 文による繰り返しを復習すると参考になるかもしれない。
なお、i=0~N-1 に対するデータ xi の平均と分散は以下の通りである。
- 回答は自分で追加した記述のみを Word に書き、さらに、それぞれの値 (平均と分散) がいくらになるかも記せ。
なお、平均と分散は Excel の AVERAGE 関数と VARP 関数とで計算できるので、検算に利用すると良いだろう。
(参考→種々の統計量と相関係数)
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なお、Excel でできることをなぜ C/C++ で行う必要があるかであるが、主に2つの理由が考えられる。
- 計算時間が C/C++ の方が圧倒的に速いから
100 個の平均程度では大きな差はでないが、より複雑な計算になると、Excel (や Basic) では計算時間がかかりすぎる
- Excel にはデータの量に制限があるから
Office 2003 までは 65536 個 (4バイトの double 型なら 262Kバイト)、Office 2007 では 1048576 個 (4バイトの double 型なら 4.1 Mバイト) という制限がある。
C/C++ ではほぼメモリ一杯のデータ (32 ビット CPU なら 2 Gバイト) を取り扱える
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