[LibreOffice/OpenOffice Basic] 初めての Basic

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初めての VBA」を LibreOffice/OpenOffice Basic に対応させたものである。

本講義では LibreOffice/OpenOffice Calc 上で LibreOffice/OpenOffice Basic というプログラミング言語を利用する方法を学ぶ。
多くの人にとってプログラミング言語によるプログラミングは初めての経験であろうから、
しっかりと学習して着実に身に着けるように欲しい。

プログラムを書き始めるまでの準備

まず LibreOffice/OpenOffice Calc を起動し、メニューから「ツール」→「マクロ」→「マクロの管理」→「LibreOffice/OpenOffice Basic」を選択しよう。




すると、以下のようなウインドウが現れる。 「無題1」の部分がファイル名なのだが、その部分を展開し、「Standard」をクリックしてから「新規作成」ボタンをクリックしよう。



すると、作成するモジュール名を聞いて来るので、このまま「OK」ボタンをクリック。



そうすると、以下のようにプログラムを書くためのエディタが立ち上がる。 ここまでの流れをしっかり覚えておこう。







プログラミングと実行

現れたエディタに以下の内容を記述しよう。



以下に記述に際していくつかの注意を挙げる。

  • プログラム中、「こんにちは」という日本語以外は全て半角文字である。

  • 「Sub Main」の行において、「Main」は「プロシージャの名前」であり、実は自由に決めて良い。
  • 「MsgBox」の行の先頭の「字下げ」は「TABキー」を押すことで実現される。


さて、記述が終わったら実行してみよう。 「ツール」から「マクロ」→「マクロを実行」を選択。



記述したマクロを選択して「実行」をクリック。



以下のように MsgBox が立ち上がり、OK ボタンを押すことでプログラムが終了する。





ファイルの読み込み

マクロを記述したら、通常とおりファイルを保存して構わない。

ただし、保存したファイルを開く際には注意が必要である。 マクロを含むファイルを開くと以下の警告が現れる。
自分が書いたマクロファイルであることが分かっていれば、「マクロを有効にする」 をクリックして構わない。







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