[Excel で VBA] キーボードからの入力
前ページでは、変数に格納する値はプログラムのコード中に記述したが、プログラムの動作中に用いる値を指示したいこともよくある。
ここでは、キーボードから数値などのデータをプログラムに与える方法を学ぶ。
Visual Basic Editor で以下のコードを入力して実行してみよう。
前ページのプログラムとほとんど同じであるが、変数 x と y に数値を代入する部分に
InputBox 関数が用いられている点が異なる。
実行すると、以下のようなダイアログが現れて数字の入力が促される。
ここで入力した値が x に代入される。
x の値を入力し終えると、次に y の値も聞かれるので、それも入力しよう。
最後にいつも通り結果を表示するダイアログが現れてプログラム終了である。
ところで、上の数字入力画面において日本語モードで全角数字を入力し、
なおかつ全角数字を確定せずに Enter キーを押してエラーが出るケースが多い。
数字の入力は英語モードの半角数字で行うのが原則である。
日本語モードで入力するならせめて全角数字を確定してから Enter キーを押すこと!
なお、VBA であれば全角数字で入力しても自動的に半角数字に変換して解釈してくれるが、
C++ などの他の言語ではそうはいかないので、他の言語の学習も視野に入れている方は厳密に区別する癖をつけた方が良い。
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