第八回 学生用演習(3)
学生用演習問題の第三回である。学生用演習問題は今回を最後とする。
今回の課題はこちら。
見やすいよう画像形式でも問題を提示する。
さて、この問題は時間 t の関数 V(t) および W(t) の二変数に対する一階微分方程式であるので、
第五回で用いた Excel マクロ 2d-LinearDifEq.xlsm を用いるのが良いだろう。
問題文中で「a=-0.7, b=0.8, c=0.08」および「K=0.1」とあるが、これはプログラム中で以下のように定数を定義すればよい。
問題文中で「t=200までシミュレーション」とあるが、これはプログラム中の以下の部分を修正すればよい。
なお、そのままでは Excel のシート上のデータ数が大きくなりすぎるので、
以下のように、writeRate という定数の値を 10 から 100 に変更すること。
これは、シートにデータを書き込む回数を「10 回に 1 回」から「100 回に 1 回」に変更し、
データ数を減らす役割がある。
プログラム中の「初期値を V=1, W=0として」とあるが、これはプログラム中の以下の部分に対応する。
ここは修正の必要はない。
最後に、微分方程式は以下のように記述する。
シミュレーションを実行し、シート上の t と x の (問題文中の変数で言えば t と V の) グラフを描いてみよう。
そして、K=0.3, K=0.5 のグラフも描くことになる。
このとき、3つのデータを一枚のグラフににまとめる方法は
第二回2ページ目を参考にすること。
課題→
Excel VBA で微分方程式をシミュレーションしように戻る