第三回-01 コードブロックと文の構造


コードブロック

下図に記されているように、C/C++ では「{」と「}」 (中かっこ) で囲われたまとまりを単位と考える。
このひとまとまりのことをコードブロックという。



コードブロックを示す中かっこ「{ }」は、下図のように縦に揃えて書かれることも多い。

どちらの記法をしても、エラーも警告も出ないので好みの方を用いて良いが、
最近は縦に揃える記法の方が多い印象がある。



なお、前回の課題で注意したように、コードブロック内ではインデントを揃えるのがマナーである。



また、演習が先に進むと、下図のように「コードブロックの内部にコードブロック」という入れ子構造のあるプログラムを取り扱うようになる。
下図の中でその入れ子構造を見つけられるだろか?



上図に対し、コードブロックと、その内部のインデントの揃え方の補足を追加したのが下図である。
二つのコードブロック内で、それぞれインデントが揃えられていることにも注意しよう。



このように、コードブロックとインデントでプログラムの構造をつかむことが今後必要になって来るだろう。


C/C++ ではプログラムで記述する命令一つ一つのことをという。
一年生で学ぶ Visual Basic では文を改行で区切っていたが、C/C++ では文をセミコロン ( ; )で区切る

だから、1行に複数の文をセミコロンで区切って書いて良いし、
x = 1; y = 5; z = 3;
あるいは、一つの文を複数行にまたがって記述しても構わない。
x = (  data1 
     + data2
     + data3  )/3 ;   // 3つの数の平均値の計算を3行に渡って書いても良い




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