Windows9x, Windows Me での注意

BCC Developer でプログラムを実行すると、コンソールと呼ばれる黒い画面が現れて結果が表示されます。

Windows 2000 でのコンソールは「コマンドプロンプト」と呼ばれるもので 画面横にスクロールバーがついているのですが、
Windows 9x, Windows Me で現れる「MS-DOS プロンプト」には スクロールバーはついていません。
そのため、コンソールにたくさんの結果を表示すると、 Windows 9x, Windows Me ではスクロールしてしまった結果を、そのままでは見る事はできません。

ここでは、結果を見るための方法を記します。

準備

まず、BCC Developer でプログラムを実行してみましょう。 結果が表示されるはずです。

そこで、コンソールで「dir」とタイプし、リターン (Enter) を押します。
すると、現在いるフォルダ内のファイルのリストが表示されます。

そこで、拡張子が「EXE」のファイルを探します。
配布したソースから変更しなければ、「jyugyo10.exe」があるはずです。

そこで、「jyugyo10」または「jyugyo10.exe」とタイプし、リターンします。
すると、先程と同様に結果が表示されます。

つまり、BCC Developer でプログラムを実行したときは、jyugyo10.exe が呼び出されて実行されていたのです。


ページャー more を用いる方法

jyugyo10.exe を実行するときに、「jyugyo10 | more」とタイプしてリターンしてみましょう。
ページャーの more が起動され、スペースキーでスクロールさせながら結果をみることができます。


ファイルに出力する方法

jyugyo10.exe を実行するときに、「jyugyo10 > test.txt」とタイプしてリターンして見ましょう。
jyugyo10 を実行したときの結果が test.txt というファイルに出力されます。
test.txt は exe ファイルと同じフォルダ (つまり Debug フォルダ) にできているはずです。

このファイルをテキストエディタで開くと、結果を閲覧することができます。
また、グラフプロットツールなどで読める形式に出力しておき、グラフをかくことも できるでしょう。



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